こんにちは!早稲田大学珈琲研究会です。
今回の研究企画は「焙煎度比較」です。珈琲を飲めるようにするにあたって必ず必要になる作業、「焙煎」。
「焙煎」とは?「焙煎度」の違いは?味はどのように異なるの?など、基本的なところから深いところまでご紹介していきます!
ただし、今回は焙煎方法や焙煎に使う道具などのご紹介は致しません。またの機会にご紹介させていただきます!
生豆の参考画像
引用:http://kawashima-ya.jp/contents/?p=1499
「焙煎」とは、「コーヒーの生豆を炒る作業のこと」です。
コーヒーは元々果実なのですが、その状態から様々な精製を行います。
(精製比較も後日また開催致します!)
その精製を経て最終的に乾燥した状態の豆「生豆」(なままめ、きまめ)を炒って、皆様がよく目にする茶色いコーヒー豆にする作業が「焙煎」です。
「コーヒーを炒る作業のこと」を焙煎といいますが、その「焙煎」にもいわゆる焼き具合が存在します。
お肉の焼き具合であるレアとか、ミディアムとかのようなイメージです。
焙煎度は大きく分けて、
の三つあります。さらに細かく分けることもできますが、それはもう少し後にご紹介します。
焙煎度比較(右から深煎り、中煎り、浅煎り、生豆)
引用:https://mystyle.ucc.co.jp/magazine/a_795/
画像一番右の珈琲豆です。
名前の通り、最も深い煎り具合の状態の豆を指します。
「焙煎」の時間が最も長く、いわゆる”ブラックコーヒー”によく用いられているのがこの焙煎度です。
画像右から二番目の珈琲豆です。
浅煎りと深煎りの中間にある焙煎度を指します。
深煎りと浅煎りの特徴をバランスよく含んだ味になる焙煎度です。
画像右から三番目の珈琲豆です。
最も浅い煎り具合の焙煎度を指します。
一般的に果実味の溢れた、フルーティな印象の珈琲に仕上がる焙煎度です。
先ほど、焙煎度はさらに細かく分けることができるとご紹介しました。
それが「ローストレベル」です。(焙煎度とももちろん呼びます。)
コーヒー屋さんやロースタリーさんにお邪魔すると、「ローストレベル」を基準に焙煎度の説明をしているお店が多いです!
「ローストレベル」は一般に8種類存在します。
最も深い「イタリアンロースト」から最も浅い「ライトロースト」までの比較をすると以下ようになります。
引用:https://mystyle.ucc.co.jp/magazine/a_795/
ライト、シナモンローストが「浅煎り」、ミディアム、ハイローストが「中煎り」、シティロースト以降が「深煎り」になります。
「ローストレベル」ごとのテイストは以下のようになります!
非常に一般的なテイストなので、すべてがその通りであるとは限りません。
フルシティやフレンチローストもハンドドリップで用いられますし、最近の流行りである「浅煎り」コーヒーのほとんどはライトロースト、シナモンローストですが非常のフルーティで甘みのあるものが多いです。
そして、焙煎度によって大きくテイストが分かれます。
苦みが苦手、フルーティなコーヒーが飲みたい方は「浅煎り」を、ザ・コーヒーのような苦みとコクがガッツリしているコーヒーが飲みたい方は「深煎り」を、どちらもバランスよく味わいたい方は「中煎り」のコーヒーをお勧めします!
ここまで、焙煎や焙煎度、焙煎度ごとのテイストをご紹介してきました。
ですが、「焙煎度のことは分かったけど、じゃあどこで飲めるの?」というお声を頂きそうなので、焙煎度ごとのおすすめコーヒー店を二店舗ご紹介します!!
引用:https://www.lucentcoffee.com/
「浅煎り~中煎り」のコーヒーが飲めるおすすめは「LUCENT COFFEE」さん。
コーヒー激戦区にある蔵前を代表するコーヒー屋さんで、季節ごとに様々なコーヒーを楽しめます。
コーヒー豆はもちろん自家焙煎で、ハンドドリップコーヒーです。
特に浅煎りコーヒーをメインに扱っているお店です。
コーヒーの世界が変わる第一歩を、ぜひLUCENT COFFEEさんで踏み出してください(笑)。
引用:https://kinarino.jp/cat8/33791
「中煎り~深煎り」のコーヒーが飲めるおすすめは、「SOL'S COFFEE」さん。
こちらも激戦区蔵前にあるコーヒー屋さんです。さすが蔵前。
蔵前にはスタンドとロースタリーの二店舗ありますが、押上はソラマチにも店舗があります。
個人的に中煎り、深煎りと言ったらココ!となるぐらいおすすめのコーヒー屋さんです。
こちらももちろん自家焙煎で、ハンドドリップコーヒーを頂けます。
いかがだったでしょうか。今回は「焙煎度比較」として、「焙煎」から「焙煎度・ローストレベル」の比較、さらには焙煎度ごとのおすすめコーヒー店までご紹介いたしました。
ぜひ皆さんも、自分好みの焙煎度の珈琲を見つけて、コーヒーライフを満喫してみてはいかがでしょうか?
また早稲田大学珈琲研究会では、毎週土曜日に珈琲をテーマに様々な活動を行っています。
随時、体験や入会受け付けておりますので気になる方は以下のSNSよりご連絡ください!
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Top画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000084207.html
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